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2006/09/09
京都島原 輪違屋
執筆者: Tom (11:44)
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先日、私が情報担当しております京都営業道場(日本営業道連盟)の 納涼特別例会で京都島原の輪違屋に行ってきました! 輪違屋は由緒ある置屋で一般の方の観覧は出来ない処です。 ここで、京都島原の輪違屋について簡単に説明させていただきます。 京都島原 輪違屋 輪違屋は、日本で唯一「太夫」が居る処で 現在も太夫(5名)を抱えている由緒ある置屋です。 元禄年間(1688〜1704)の創業といわれています。 島原の遊女の最高位である太夫は「こったい」(こちの太夫という意味) とも呼ばれ正五位の位を持ち、十万石の大名に匹敵するとされるほど 格が高く、また教養も深いのです。現在「輪違屋」に居られる太夫も、 舞い、お茶、お花、琴、つつみ、胡弓、和歌などをこなされ、とても趣き深いです。 現在の建物は、安政4年(1857)に再建されたといわれますが、 その後増改築がなされ、明治4年(1871)には、ほぼ現在の姿になっていました。 建築的には質が高く、また古い置屋の遺構として貴重で、 昭和59年6月1日、京都市指定有形文化財に指定されています。 客室は全部で十数室ありますが、なかでも二階の「傘の間」と「紅葉の間」が 重要な座敷で、その襖や壁の漸新な意匠には目を見張るものがあります。 一階の大広間には、新撰組隊長近藤勇の直筆の屏風もあります。 という、由緒ある置屋です。 まずは18:00から有志のみで島原にある国の重要文化財、角屋(すみや) 等を散策し、今まで知らなかった島原の歴史に触れる事ができました。 19:00からは22名が参加して納涼特別例会のスタート。 営業道場の方がお茶を点ててくださって、お茶屋の作法を教わり たん熊さんの松花堂弁当を頂きながら 営業道場の方と当主の京舞(京の四季)を見せていただきました。 その後、当主の特別のおもてなしで太夫さんがお座敷に来てくださり 「かしの式」「舞い」「胡弓の演奏」をしてくださいました。 これにはビックリしました\(◎o◎)/! 本当に素晴らしい体験をすることができました。 その後も、「傘の間」に案内していただき。(素晴らしいですね〜) 「紅葉の間」です。 綺麗です! 近藤勇直筆の屏風や(スゲー!) 桂小五郎直筆の掛け軸も見せていただき 貴重な体験をする事ができました。 本当に皆様ありがとうございました。 (ちょっと偉そうに写ってますが真ん中が私です。 ) 如月太夫さんと写真を撮ってもらいました。 |
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