経済学者のジョセフ・シュンペーター氏がインベンション(発明)と区別するためこの言葉を作りました。
発明はそれ自体が実行とは相関関係はないが、イノベーションは活動であるので、実行を伴います。
多くの情報ソースでは、イノベーション=技術革新 としていますが、これは正しくありません。
日本では高度成長時代にこの言葉が広まったため、技術の話と混同されがちですが小売業の流通
イノベーションのひとつの事例がスーパーであり、コンビニエンスストアでありDellのようなBTOモデル
なども流通イノベーションに含まれます。価格体系のイノベーション、商品デザインのイノベーション、
セールスモデルのイノベーションと企業の活動のコアな部分に関係する活動であります。
つまり、イノベーションとは生産に関わることだけではなく、販売にも流通にも、組織にも関係します。
言葉の意味としては、「新しく変わる」ということです。
イノベーションをしない企業は、変わらない企業ということであり、自然淘汰されていきます。
私共の建設業界はイノベーションをしない企業が沢山あり、良い意味でも悪い意味でも古い業界です。
社会問題となっている悪い意味での古い体質は変えていき
先人から受け継がれてきた素晴らしい技術や考えなどは変わることなく後世へ残し
「新しく変わり続ける」
そういった想いを込めてInnovationと名づけました。