うぇブログ - Tomさんのエントリ |
Tomさんのエントリ配信 |
2008/09/23
森林ボランティアリーダー養成講座
執筆者: Tom (19:52)
|
9月6日と7日に森林ボランティアリーダー養成講座に行ってきました。 何故そんなとこに行ってきたかと言うと 話せばとても長くなるのですが・・・。 2006年にワンガリ・マータイさんが出ていたテレビを観たのが始まりでした。 ワンガリ・マータイさんは環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性です。 ワンガリ・マータイさんが、2005年の来日の際に感銘を受けたのが 「もったいない」という日本語でした。 マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る世界共通語 「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。 「MOTTAINAI」という言葉を世界共通語として広め 「MOTTAINAIキャンペーン」をスタートし 4000万本を超える木を植えているワンガリ・マータイさん。 私も環境の為に植林したいと考えていた時期でした。 プライベートでしている京都通というコミュニティーで 早速、植林をしようとネットで色々検索していると 京都府農林水産部 林務課の社団法人 京都モデルフォレスト協会 という協会の存在を知りました。 「植林がしたい」と電話で相談すると 「日本の山は適正な整備がされておらず、危機的な状況にあります」 「植林よりも間伐を必要としている」 私にとって、驚くべきことでした。 マイ箸を持ち歩き、割り箸を使わないように心掛けていた私は 木を切ることが必要だなんて思いもしなかったのです。 木を植えることが一番だと思っていた私には驚きでした。 私の友達も、環境について意識の高い人が多いので この話を伝えてみましたが、間伐が必要だと知る人は 残念ながら殆どいませんでした。 これはもっと調べてみんなに伝えないといけない。 そこでまず、なぜ間伐が必要なのか?調べてみました。 色々調べてみると、間伐のされない森は 木々がお互いに光りや栄養を奪い合い やせ細った木ばかりになり 山崩れや洪水などの原因となることを知りました。 間伐などの適正な整備がされると 木々は根を張り山崩れや洪水などの災害を防ぎ また癒しの場を与えてくれるなど 私たちの暮らしをあらゆる面から支えてくれるのです。 しかし、日本の木材は安定供給が可能で安価な外材に押され 需要が減り林業が経済的に成り立たなくなっています。 私たちを守ってくれる森林を取り戻すには 林業が経済的に成り立つ状態にならないと難しいのが現状です。 つまり、最近よく農業で使われる言葉 「地産地消」 日本の木材が日本中で使われる状態にならないと難しいのです。 そこで重要になってくるのが「間伐材」です。 森林を守るために行う間伐によって出来る「間伐材」 まずは、この「間伐材」を有効利用することが大事です。 ここ最近「間伐材」で作られた製品が増えてきました。 割り箸、家具、建材など様々なものがあります。 こういったものを率先して買うことで 徐々にですが、日本の林業が経済的に成り立つ状態に変わるのです。 ここで話は戻りますが プライベートでしている京都通というコミュニティーで 植林をしようと思っていましたが「間伐」することに変更しました。 しかし、「間伐」は遊びで出来るような作業ではありません。 自然が相手なので何が起きるかわかりません。 危険な道具も使うし、危険な作業もあります。 森林について、専門的な知識を得たいと思っていると 社団法人 京都モデルフォレスト協会から 森林ボランティアリーダー養成講座の案内があったのです。 このチャンスを逃してはいけないと早速行ってきたのでした。 ホントとても長い話でした・・・。 お疲れ様です。 最後までお読みいただきありがとうございます。 次回は、森林ボランティアリーダー養成講座の話をさせていただきます。 |
このエントリのトラックバックURL
http://tom-ivn.sakura.ne.jp/xoops/modules/weblog/weblog-tb.php/100