京都市内の間口3.7m奥行き12.5mという狭小地に
延べ床面積24坪の木造3階建てを建築しました。
【新築住宅:木造3階建て延べ床面積24坪】
【工事価格1,300万円 工事期間4ヶ月】
【地盤調査】
まず最初にするのは地盤調査です。
この地盤調査は家を建てる時、一番大切と言っても過言ではありません。
いくら頑丈な基礎を作っても、沼地跡や埋め戻された軟弱な地盤の上では
建物ごと沈んだり、傾いたりしてしまいます。
これから家を建てる方は、必ず地盤調査をして下さい。
地盤調査にも色々種類がありますが、一般的な木造住宅の場合
スウェーデン式サウンディング法という地盤調査をするのが良いでしょう。
写真はスウェーデン式サウンディング法で地盤調査をしているところです。
家が建つ四隅と真ん中の5ヶ所を地盤調査します。
スウェーデン式サウンディング法で地盤調査を行った結果
地盤は非常にしっかりしているので、地盤改良の必要がない事が判りました。(笑)
地盤改良する必要がある場合は、工事費用が数十万円掛かります(涙)
地盤改良が必要か不要かは、計画段階である程度予想は出来るのですが
実際に調査してみないと判りませんので予算に余裕を持っておくことが大切です。
【掘削工事】
地盤調査が終了しましたので掘削工事を行います。
建物の主要となる基礎部分は深く掘ります。
【給排水設備配管】
掘削が完了すると、給排水設備配管を埋設します。
【基礎配筋工事】
給排水設備配管工事が完了すると捨てコンクリートを打設し
墨出しをして、基礎配筋工事を行います。
【配筋検査】
基礎配筋工事は、基礎工事の中でコンクリートと共に重要な工事です。
設計図面通りの鉄筋が入っているか?
設計図面通りの寸法で入っているか?
無理な組み方になっていないか?
コンクリートが綺麗に鉄筋の間に入るようになっているか?
等を細かくチェックします。
【耐圧版コンクリート打設】
配筋検査に合格すれば、耐圧版コンクリートの打設をして立上り基礎型枠工事です。
【立上り基礎コンクリート打設〜土台据え】
立上り基礎型枠が組めたら、立上り基礎コンクリートの打設をします。
コンクリートを所定の期間養生したら、土台を据えて柱や梁などを搬入します。
こんなトラックで現場まで運んで来ます。
そしていよいよ建て方です!
今日は、建て方日和のよい天気になりました!
建て方完了!
2階に上りました。
斜めに入っている木は筋交いと言います。
建物が垂直になるように調整してからこの筋交いで仮固定します。
建て方が完了すると、足場の組立てます。
安全第一!
足場が組みあがると、透湿防水シートを外壁に貼ります。
透湿防水シートとは、水は通しませんが、湿気は通す優れたシートです。
これをキッチリと貼っておかないと、後々雨漏れの原因になるので大切な工事です。
外部に廻ってキッチリ貼れているかチェックします!
特に窓廻りがのチェックが大切です!
透湿防水シートが貼り終わった内部の状況です。
2階です。
こちらは3階。
屋根下地も完了し、内部に雨が入らないようになると
壁の中に断熱材を入れていきます。
断熱材も隙間なく入れないと断熱材の意味がありません。
ズレないようにシッカリ留めます!
内部の工事と平行して外壁の工事も行います。
外壁のサイディングが貼れました!
綺麗です!
断熱材が入り、電気設備や給排水設備の配線配管工事が終わると
窓・ドア枠を取付けて、石膏ボードを貼っていきます。
天井との隙間はロフト部分です。
後は、クロスを貼って完成です!
完成!
それでは1階から観ていきましょう!
内部見学会のスタートです!
玄関を入ると真っ白な大理石調の床の部屋があります。
ここはお客様の希望で、オフィスとして使用出来るようにしています。
玄関の方を振り返ってみます。
とてもシンプルな空間です。
もう少し奥へ行くと右に扉が
階段下を有効利用したトイレです。
オフィス専用トイレです。
奥の部屋へ入ると洗面室があり、洗面化粧台と洗濯置場があります。
横には浴室。
ドーム天井です。
それでは2階へ上りましょう!
階段から部屋に入ると明るいリビングがお出迎え!
窓際まで行って振り返るとこんな感じです。
少し進むと隣へ行く引き戸があります。
引き戸を開けると廊下があり、そこにトイレがあります。
こちらのトイレはお施主様用です。
奥の部屋はキッチンになっています。
お客様の要望でキッチンとリビングは別々に。
最近では珍しいパターンですが、キッチンとリビングを別々にすると
料理のニオイや音が、リビングに漏れないという利点があります。
それでは3階へ行ってみましょう!
扉を開けると勾配天井の洋室があります。
やっぱり3階は明るいですね!
奥にはバルコニーがあります。
例のごとく振り返ってみると、ハシゴがあります。
そうです、ロフトです!
これだけあれば、子供部屋としても使えますね。
ロフトからの眺めです。
3階のもう一部屋は畳の部屋です。
障子が閉まっているので暗く感じますが、とても明るい部屋です。
振り返るとこんな感じです。
畳と障子がありますが、洋風和室です。
外観です。
お疲れさまでした。
いかがでしたか?
間口3.7m奥行き12.5mという狭小地でも
木造3階建て、延べ床面積24坪の
これだけ部屋数のある広い家を1,300万円で建てることが可能です。
狭小地だからと諦めていた方、どんなことでもお気軽にご相談ください。
【間口3.6mの土地に建てる狭小地の家PART1 完成まで】はこちらをクリック!
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